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国税専門官?国税局?税務署?「国税専門官」の仕事を元職員が解説!④研修後の配属

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こんにちは!フジツボです。

 

前回の記事はこちらから

 

hujituboblog.hatenablog.com

 

 

 

今回は、前回お話した研修制度に関連して、「最初の研修後の配属」のお話をします。

 

普通科と専科では受ける研修が異なる」というお話をしましたが、実はその後の配属にも違いが出ます。

 

そこで今回は「採用後の研修を修了した後の配属の違い」に絞って解説していきます。

 

 

 

 

 

 

普通科研修を修了した普通科の場合

普通科研修を修了した普通科生は、各税務署の各系統に配属されます。

 

研修中に各専門系統について学んでいるため、ストレートでの配属(管理運営部門を経験しないこと。)となります。

税務署で窓口業務も経験しますが、基本的には各部門で税務調査などに携わります。

 

ちなみに配属後は普通科〇〇期とか普通科生といった形で呼ばれます。

 

この後3年間事務を経験し中等科研修を受けるまで異動はありません。

 

 

◎専門官基礎研修を修了した専科生の場合

専門官基礎研修を修了した国税専門官採用者は、各税務署の管理運営部門に配属されます。

 

管理運営部門とは、税務署で窓口や簡単な相談、事務処理などを担当しています。

 

専門的ではありませんが、各系統の話に触れるので「浅く広く」な知識が求められます。

 

配属後は専科〇〇期、専科生と呼ばれます。

 

配属後3年経ってから受ける「専科研修」から由来が来ているため、配属された当初は「専科…?専基礎じゃなくて?」なんて思いながら呼ばれていました笑

 

管理運営部門を経験した後は…?

  

専科生はこれで終わりません。

 

管理運営部門で1年間働いた後、その後の未来を左右するイベントがあります。

 

各系統への部門異動です。

 

というのも、この異動先に応じて、翌年のみならず、その後(最悪定年まで)どの系統の仕事に関わるかが決まってしまうんです。

 

…ちなみに私はハズレでした(小声)

 

専科生はこの部門異動後の専攻税法研修で、各系統の専門的な知識などを習得します。

 

 

最後に

 

以上、短いですが「研修後の配属」という点での税務職員・国税専門官の違いをお話しました。

 

研修の違いに伴って配属も異なるため、どうしても分かりにくくなる部分になります。

 

記事序盤に貼りました前回記事はもちろん、その前の記事も読んでいただけると、分かりやすくかつ理解が深まるかと思います。

 

 

今回はここまで。

 

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